つぶやき日記

新型コロナニ罹ル

う~。ついに……。先週半ばからしばらく臥せっていた。事の始まりはゴリ(夫)の熱発(いつも家に感染症持ち込むのは彼だ)。持っていた検査キットを試してみたらくっきりと陽性反応が出た(あわわ……)。それからわちゃわちゃと部屋を分けたけど時すでに遅し…

葉っぱネズミ

昨日は大雨で、仕事中びしょ濡れになった。合羽を着込んで自転車で走るといつもより視界が狭く、車や人をしっかり確認できず、勘で走ったり止まったりしてしまう。怖いことだ。訪問先の利用者さんは優しい人が多くてありがたい。あまりひどい恰好で部屋に入…

日日草

家のベランダは西向き。西日を嫌がる植物が多いので、植えるものはいつも厳選している。あこがれて買っても日射しの強さにやられてしまう。そんな条件の悪い場所でも日日草は夏のあいだ次々と咲いてくれるので、毎年いろんな色を植えて楽しんでいる。ただ、…

夢の角度

小柳玲子さんの詩を時々読む。夢と現実、この世とあの世。その境界を行き来する作風がとても魅力的だ。 今日も詩集『為永さんの庭』(花神社)の「沈黙」という詩を読んでいた。で、この一節にふと手が止まった。 わたしの夢の人はいつも左からやってくるの…

食パン。1.5斤。「高級」と名の付くものらしい。目標としている成果に達したからと、職場のオーナーがプレゼントしてくれた。真白い紙袋に入ったパンをスタッフに渡しているオーナーは口元がほころんで本当に嬉しそうだった。配り終えると皆でパンを持って記…

追悼。武田花さん

写真家の武田花さんが亡くなっていたことを今日知った。 花さんは武田百合子の娘さんで、彼女のエッセイによく登場していた。私は武田百合子がとても好きで、本棚には『富士日記』『犬が星見た ロシア旅行』『ことばの食卓』 『遊覧日記』『日日雑記』 に加…

一年ぶりにブログを再開します。 写真もモノクロだけでなくカラーも掲載します。 タイトルも新しく。 今日の写真は庭のベリーの木。 鳥が種を運んできました。

母に連れられてここに来ていた私が、母を連れてここに来る。

近々、年老いた母を連れて、母の生まれ育った山口県の実家へ行く予定にしている。田畑しかない、隣の家も遠く離れたところにあるものすごい田舎。ぽつんと一軒家の一歩手前とも言える。子供のころ、春休み夏休みとよく遊んだ思い出深い場所だ。高校生までは…

手紙を書いた。伝えたいことがあって、でもなかなか書く気分にならなかった。なのに今日、机に座ったらするりと言葉が出てきた。 書き終えて、封をして、青い花の切手を貼った。まだ投函していないから手紙は手元にある。でももう書いたら伝えたのと同じ。役…

桜が・・・

夜、足早に歩いていて、ふと見上げたら桜が咲いていた。ええ?桜!?とびっくりした。いつのまに・・・。 これまでは毎年桜の咲くのを心待ちにしていた。自宅の周りは遠くから花見の人が来るぐらい桜の木が多いので、桜の開花宣言を確かめて、蕾の時から花が…

映画「麻雀放浪記」を観る。

WBCの日本選手の活躍はすごかった。ピンチになるとその緊張感に耐えられなくて見るのをやめるから、ニュースで勝ったのを知ってダイジェスト版で確認するという、いまいちな観戦の仕方になってしまったけれども。 熱狂醒めやらずのテレビに疲れたので、今…

や、やっとこのブログに戻ってくることができた。まだやるべきことは残っているが、先が見えてきた。フルタイムの仕事と詩誌2冊作成・締め切り4つはさすがにキツかったー。2冊のうちの1冊は完成し、発送も終わった。もう一冊はこれから入稿だけれど、時…

1月末からずっとまともに机の前に座れないでいる。あと2週間。あと少し・・・。

ようやく明日は予定のない休みだ。何の準備もしなくていい。時間を気にしなくていい。贅沢なひととき。ぬるめのお風呂にゆっくり入って、今ほおっとしている。ずっと休みだったらな。でも本当にそうなるとまた話はちがってくるんだろう。ほとんど雪の降らな…

ラグビー観戦に行ってきた。前の日記にも書いた花園ラグビー場へ。目当ては花園近鉄ライナーズ。朝は小雨でいまいち気乗りしなかったが、晴れ女の自分を信じて一縷の望みを託しつつ、ビニール袋やレインコート、手袋と使い捨てカイロと温かいお茶などバッグ…

久しぶりの雨。車がシャーと音を立てて走っている。8年前からとある詩誌の編集委員をしている。編集とレイアウトの担当だ。昨日が締め切りで、23名の同人の作品がほぼ集まった。今、作品のテキストの形式をそろえたところ。さてさて、これから2ヶ月間、…

今年はどんな年になるやろうね と言ったら小首をかしげてしばらく考えて「とりあえず、死なないでいられたらいい、かな」とつぶやいたその瞳の深さ、哀しさ、

あけましておめでとうございます。 大晦日は実家へ。食事の準備を終えて近所の銭湯に行った。広い浴槽で手足をだらんと伸ばしてくつろぐ。銭湯、好きだわ~。 元旦はおせちとお雑煮を食べ、その日のうちに自宅へ戻った。毎年同じように過ごしている。この平…

今年もあと3日で終わり。仕事納めは30日、仕事始めは2日の身なので年末気分に浸ることもなく通常モードで動いている。とはいえ、実家に頼まれたおせち料理の受け取りや簡単な大掃除はどうにか日々の隙間でこなそうと努力中。そうそう、年賀状を先ほど書き終…

空を見ている。

今年もユリカモメが姿を見せた。あまりきれいとは言えない神崎川の橋の上。そおっと手をのばすと、カモメはそのぶん離れて距離を保った。強い北風に吹かれて羽がふるえている。わたしは乱れた髪をかじかんだ指で無造作にまとめる。ユリカモメ、おまえは夏の…

ラグビー、という単語を聞くと、いつも中学時代の放課後を思い出す。わたしが通っていた中学校はラグビー部が強く、放課後は頑強な男子がグラウンドでスクラム組んだり黙々と走り込みをしていた。授業中はあくびしたり隠れて早弁している同級生が、部活にな…

先日、職場のオンライン忘年会があった。いつも事務所で会ってるのに「食事はマスク外すからダメ」ということで配られたお弁当を持っていったん家に帰り、自宅のPCの前でさっきまで会っていた人たちと画面越しに手を振った。なんか変な感じ。時間が過ぎて…

サッカーWカップも(日本は)終わり。日頃サッカーはほとんど見ないので選手も誰が誰だかわからないのだけれど、こういう時だけ興味が出る。試合そのものより応援する人たちの表情や熱さに魅かれる。今日は休み。自転車で少し遠い大型スーパーへ行った。途…

ぼんやりと儚げな月が浮かんでいた。リビングでソファーに座るわたしから雲に見え隠れする月がよく見えた。ゆるりと雲から顔を出した一瞬を古い古い化石のような一眼レフで撮ってみた。月を撮影するのは好き。撮影した後は一枚一枚PCで写りを確認して、よ…

雨雲が遠くからやってくる気配のする夜。昼間、自転車で千里ニュータウン周辺を十数キロ走ったので足が怠い。坂の多い街を電動自転車で走った。いつもと違う角を曲がったらイチョウの落葉で一面黄色くなった道を見つけた。葉の一枚一枚に日が当たって光って…

先日のマン・レイの短編映画「ひとで」について少し調べてみた。あの作品はロベール・デスノスの詩をもとに撮ったものだとあった。マン・レイがデスノスの詩で映画を撮りたいと言ったらデスノス本人が脚本の形にした詩を持ってきたという。やはり詩が基盤に…

CSSを触ってコメントアイコンのかたちを変えてみた。色も少し薄くして左端に寄せた。しっくり馴染んだ。サイトを自分の落ち着くように触って悦に入っている。これって箱庭療法に通じているのでは、と思う。きっとそうだ。今日は朝まで雨が降っていた。お昼前…